第5回「エコラージュ®で学ぶこころの表現療法」を開催しました

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2017年3月28日(火)、京都ラボール学園主催 第5回「エコラージュ®で学ぶこころの表現療法」を開催しました。

セミナー概要

【日時】2017年3月28日(火)、18時30分~20時30分
【場所】京都ラボール学園 (京都勤労者学園)京都府京都市中京区壬生仙念町30-2
【主催】公益社団法人 京都勤労者学園 ラボール学園


この回は、秋期の最終回ということで、グループでエコラージュ®を作っていただきました。

年度末ということもあってか若干の欠席者があり、参加者は全員で7名だったので、3名と4名の二つのグループに分かれて1つずつ作品を作っていただきました。

今までは一人に1つ作品を作っていただいていたので、最初はみなさん

“グループでなんて作れるのかしら…?”

と、戸惑いがあったようです。

どちらのグループも最初は、まずはひとりひとり気になるピースを切り取りすることから初めていかれました。

なんだか他人事のように書いていますが、 “エコラージュ®・ワークショップ” は講師があれこれ指示をして作成するものではないのです。

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雑誌を切り貼りして行うワークショップは色々なところで行われているようです。

一般社団法人日本マインドヘルス協会が実施している“エコラージュ®・ワークショップ”は、表現療法の中の“コラージュ療法”を元にアレンジし、代表理事である飯田真弓が商標登録したものです。

元々、こころの病の治療法だったものを行っているので、こころがしんどい人は、このワークショップを行うことで元気になります。

“目標を貼ってみましょう!”

というような声かけで、切り貼りをするワークショップもあるようです。そのような声かけをして作っても、出来上がった作品だけを見ると似たように見えると思います。

“エコラージュ®・ワークショップ”が、そのようなワークショップと違う点は、3つです。

・目標を貼るのではない!
・テーマを決めて貼るのではない!
・好きなものを貼るのではない!

という声かけで始めるという点です。

心理療法を行う際は、必ず、「教示」ということをします。

その「教示」に従って実施することで、より、現状に近い作品ができあがるのです。

~今日の気分に任せて、ちょきちょき切りとり、今日の気分に任せてペタペタ貼りつける~

これが、“エコラージュ®・ワークショップ”の際の「教示」です。

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ほとんど意識をせず、その日の気分に任せて手の動くままに作業を進めることで、潜在意識が作品の上に顕在化されていくので、自分自身も気づいていなかったことに気づくことができるようになります。

当協会の一番の特徴は、顧問に現在日本の心理臨床界の第一人者といわれている京都大学名誉教授の山中康裕先生が入って下さているということだと思います。

“これからは、こころの病の治療よりも、こころの病にならないように予防することが大切です。飯田さんの活動を応援しますよ!”

と言っていただき、顧問になってくださっています。

グループで“エコラージュ®”を作成すると、

・自然と思いやりのこころが育まれる
・お互いに理解しあえる
・チームワークがよくなる
・思いを共有し合うことができる

というような効果が得られます。

企業研修で実施する場合は、チームビルディングのワークショップとしてご活用いただけるのではないかと思っています。

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二つのグループの作品を黒板に貼ってもらいました。

よ~くご覧になってみてください。

どちらの作品も、淡い色の画用紙を4枚選んで、貼り合わせて台紙にしておられます。

一番目立つのは、上の作品では桜の花で、下の作品では薔薇の花でしょうか。

二つのグループの方はそれぞれ自分のグループの作品を作るのに夢中で、違ったグループの作品を覗きに行ったりしていませんでした。

でも、なんとなく似た様な作品が出来上がったのが、面白いなと思いました。

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最後に

今回の参加者は、40歳代~50歳代の女性ばかり。

“まだ、何かやれるかも…!”

そんな気持ちで参加してくださっていたのかなと想像します。

5回の最後のグループで作っていただいた作品は、

“もう一花咲かせたい!”

という秘めた思いが作品に表れたのかなと思います。

今回の京都ラボール学園の講座も色々な気づきと学びをいただきました。
参加してくださったみなさん、本当に、ありがとうございました。