経費に対する考え方 – “領収書なし”はどうするん?!

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“領収書なし”はどうするん?!

「イコカ」に「スイカ」に「ピタパ」、これって何語?
って感じですが…。

みなさんもお持ちですよね。
お金を持っていなくても電車やバスに乗れるカード。

今では、お買い物もできるし、自動販売機で飲み物も買えるし、とっても便利です。

ちょっと前まで、関西には、“スルっと関西”というカードがありました。

私(飯田)も、国税調査官当時、通勤定期の範囲でないところに行くときのため、持っていました。

この“スルッと関西”。名前に「関西」とついているだけあって、関東では使うことができません。

まだ、在職中、東京に「コラージュ療法」を習いに行っていたとき、

駅の券売機で切符を買ったら領収書が必要かどうか機械の方が、聞いてきました。

都内では、1区間であっても要求すれば、領収書が発行されるようになってるんですね。

経費の中に「旅費交通費」という勘定科目があります。
日々の移動の際の費用の項目です。

今では記帳業務は、パソコンに入力することの方が多いと思いますが、

昔は、その作業を手で書いて行っていました。
ひとつひとつ摘要欄を埋めながら…。

“領収書ありき”ではないんです。

領収書がなかったとしても、出金伝票を作成し、経費として計上できるんです。

えっ?領収書なかったら税務署に指摘されるんじゃないんですか?

そんな声が聞こえてきそうですね。

逆のことも言えるんですよ。

領収書があれば何でも経費にできるということではないんです。

支払った裏づけとして領収書を保存しておきましょう
って、ことなんです。

“税理士さんから、何でもいいから領収書を残しておくように言われてるんです。“

と、領収書を集めておけばそれでいいと思っている経営者の方、いらっしゃるようです。

税理士の指導の仕方によって経営者の税務に対する考え方は決まってくるのだと思います。

税理士は、顧問先の経営者に対して、その方の業種業態を理解した上で

「領収書があっても経費にならないこともあるし、領収書がなかったとしても経費に算入できることもある」

そういう、経費に対する考え方についても、きちんと伝えることが大切なのではないかと思っています。

本コラムについて

一般社団法人日本マインドヘルス協会
代表 飯田真弓

国税勤務26年、国家公務員税務職高卒女子第1期生
元国税調査官・産業カウンセラー税理士

税務署は見ている。』は5万部を超えるベストセラー

元国税調査官の着眼力と産業カウンセラーの傾聴力で
2代目・3代目の経営者の方の他人には言えないお悩みや
会計事務所・税理士法人のヒトに関する問題を解決!

月刊『税務弘報』(中央経済社)に
♪こんなん,聴いてきましたけど~♪
『産業カウンセラー税理士飯田真弓の傾聴インタビュー』
を連載中の飯田が日々の出来事を通して気づいたことがらを

【税務署は見ている。】番外編

としてお届けしています。