元国税調査官 飯田の経歴 – 調査官も最初は“ひよっこ”でした!

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調査官も最初は“ひよっこ”でした!

「朝の連続テレビ小説」は国民的番組ですよね。
日本の常識。

ということで、たまにチェックするようにしています。

“飯田さんって、国税専門官だったんですか?”

先日、開催したセミナーの参加者の方から、そんな質問を受けました。

申し訳ありません。私(飯田)、国税専門官じゃないんです…。

国税専門官というのは4年制の大学卒業程度の知識を持った人を国税に採用する際の呼び方で、国税専門官は幹部候補生の枠なんです。

一方、私(飯田)は、高卒。

初級国家公務員(税務職)高卒程度の学力のある者の採用枠で受験しました。

初級国家公務員(税務職)で採用されると、1年間全寮制の税務大学校に入学します。

“ひよっこ”を観ていて、自分が寮で生活していた頃のことを思い出しました。

1つの部屋に4人。
テレビと電話は1階の談話室に1つずつあるだけ。

毎朝、ラジオ体操から一日が始まります。
掃除が終わると朝食。

寮生活での楽しみは食事。
体育の時間もあったので、あの頃はよく食べました。

一日中、国家公務員(税務職)で働くにふさわしい人間になるため朝から晩まで指導を受けます。

そんな管理教育に耐えられないと辞めていく者も何人かいたように記憶しています。

同期の女子は50名。
今でも会ったら“〇〇ちゃん”と名前で呼び合います。

国税の世界では、国税専門官の試験で入った者は“コクセン(国専)”、

高卒で入った者を“フツウカ(普通科)”あるいは、“フツカセイ(普通科生)”と呼び分けています。

“フツウカセイ”が寮に入るのは1年間ですが、“コクセン”はそれが当時は3カ月だったでしょうか。

大人になってから入って来るからなんでしょうね。

“コクセン”は、寮生活を強いられる期間が“フツウカセイ”に比べて短いんです。

同じ部屋で、ホームシックになって、毎日泣いていた子が、今は立派に部下を指導する。

管理職である統括官になっていることを思うと、なんだか面白いなあと思います。

誰でも、最初は“ひよっこ”って、ことなんですよね。

本コラムについて

一般社団法人日本マインドヘルス協会
代表 飯田真弓

国税勤務26年、国家公務員税務職高卒女子第1期生
元国税調査官・産業カウンセラー税理士

税務署は見ている。』は5万部を超えるベストセラー

元国税調査官の着眼力と産業カウンセラーの傾聴力で
2代目・3代目の経営者の方の他人には言えないお悩みや
会計事務所・税理士法人のヒトに関する問題を解決!

月刊『税務弘報』(中央経済社)に
♪こんなん,聴いてきましたけど~♪
『産業カウンセラー税理士飯田真弓の傾聴インタビュー』
を連載中の飯田が日々の出来事を通して気づいたことがらを

【税務署は見ている。】番外編

としてお届けしています。