元国税調査官 飯田のカウンセリング話 – うちの顧問の税理士さん怖いんです…。
うちの顧問の税理士さん怖いんです…。
講演の依頼は、主催者の方が私が書いた本を読まれてというパターンが大半です。
経営者の団体だったり、法人会だったり、商工会議所だったり…。
税理士会の依頼の租税教室では、小学校に行くこともあるし中学校の授業もします。
母校の高校では、生徒さんに税金についてディスカッションしてもらったこともあります。
経営者むけで話をさせていただくと、個別に質問をしに来る方があります。
“飯田先生。ちょっとだけ教えてもらってもいいですか?”
この“ちょっと”。
これが、ややこしい話だったりするんです。
聞いてしまうと“ちょっと”どころか、セミナー会場での立ち話では終わらないことになるんです。
“顧問の税理士さん、いますよね。顧問の税理士さんに相談された方がいいですよ!”
内容を話される前に私(飯田)がいうと、
“でも、顧問の税理士さん怖いんです。こんなこと聞いたら怒られそうで…”
いやいや、本当に税理士さんは怖いんでしょうか?
お金を払って顧問をお願いしてるんですよね。
相談に答えるのは税理士の仕事ですよ。
こういう、経営者と税理士の関係性。
もったいないと思うんです。
信頼関係ができてないんですね。
この経営者の顧問の税理士さん。
すぐに“それはダメ!”の一言で済ませているのかも知れません。
経営者は、そのことがOKなのかダメなのか、そのことだけが聞きたいのでしょうか…?
税理士は数年後なくなる業種に挙げられていたように思うのですが、本当にそうなのでしょうか。
税理士は経営者にとって一番身近な法律の専門家です。
まずは、なんでも相談しやすい人、聴き上手になることが必要なのではないかと思っています。
税理士さん向けにお話をさせていただく際、最後にお伝えしていること。
それは、“経営者の方は、税理士は怖いと思っている方が結構いるんですよ。”
ということ。
“目線を下げて経営者の話を聴いてあげてくださいね!”
と、続けます。
聴き上手になること。
これからも生き残れる税理士は必須だと思います。
税理士だけではなく、その税理士事務所ではたらく事務員、所員も同じです。
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第1部:19時~20時
第2部:20時10分~21時
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お申し込み・お問合せ:
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本コラムについて
一般社団法人日本マインドヘルス協会
代表 飯田真弓
国税勤務26年、国家公務員税務職高卒女子第1期生
元国税調査官・産業カウンセラー税理士
『税務署は見ている。』は5万部を超えるベストセラー
元国税調査官の着眼力と産業カウンセラーの傾聴力で
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