企業研修事例
姫路ソフト開発協会様

業績アップは社員一人一人の気づきから ~ノンバーバルなコミュニケーション・ワークショップを体験しよう~

抱えている課題・背景

IT企業で働く人たちのコミュニケーションをよくして、業績をアップさせるにはどうすればいいのか。

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心の病の治療法として精神科などで用いられる「ワルテッグ描画テスト」を ベースに当協会が開発した生産性アッププログラムです。 潜在意識に気づき、脳機能の活性化が期待できます。 2人1組で行い、お互いの気づきを語り合うワークです。

>>研修プログラムについて
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2人1組となって、6つに分割した画用紙にクレヨンで交代で絵を描きます。絵が完成したら、それを使ってストーリーを創作。 「MSSM法」をベースに、上司や部下、同僚、友人、家族などの絆を深めることができる対話のツールとして最適なオリジナルプログラムです。

>>研修プログラムについて
研修概要
企業名:
姫路ソフト開発協会
業種:
IT企業
参加人数:
24名
実施日:
2016年9月9日(土) 15:00~16:30
実施場所:
姫路商工会議所
担当講師:
(社)日本マインドヘルス協会 代表理事 飯田真弓

研修内容

姫路ソフト開発協会さまで、研修をさせていただくことになったきっかけは、姫路経懇話会主催で税務調査の講演をさせていただいたことからでした。

姫路ソフト開発協会は、姫路商工会議所が事務局をされている任意団体で、定期的に例会を開催されています。例会の講師を探しておられたところ、姫路日経懇話会で私の話を聴いてくださった方から、メンタルケア研修をする元国税の講師がいるらしいということでお問合せをいただきました。

所要時間と参加者人数から、「ONテスト®」と「ぐるぐるコミュニケーション」を体験していただくことにしました。

二つのワークショップをする前に、まずは、お隣の席の方と自己紹介のワークをします。

  • 1 お隣同士でじゃんけんをする
  • 2 勝った人…Aさん。負けた人…Bさん。
  • 3 Aさんは1分間でBさんに対して自己紹介をします。その時、Bさんは、優しく、微笑んで、頷きながら聴くことに徹します。
  • 4 次に、Bさんはが1分間でAさんに対して自己紹介をします。その時、Aさんは、優しく、微笑んで、頷きながら聴くことに徹します。

この自己紹介ワーク。ポイントは、聴く側の人は、優しく、微笑んで、頷きながら聴くというところ。“傾聴”という聴き方を体験していただくのですが、“特に、上司の方にこの、傾聴”の聴き方をマスターしていただけると、部下とのコミュニケーションがよくなっていくと思います。

自己紹介のワークが終わったら、姿勢を正し、軽く目を閉じ、1分間、ゆっくり呼吸します。1分後、静かに目を開け、その時の自分の気持ちを1~10の数字で表して書き留めておきます。

次に「ONテスト®」に入りました。「ONテスト®」は8個のマスのそれぞれの絵を完成させるというワーク。元々「ワルテッグ描画テスト」というドイツで生まれた心理アセスメントの方法だったのですが、私(飯田)が、ワークショップにアレンジし、「ONテスト®」として商標登録し、企業研修などで実施しているものです。

4Bの鉛筆を持った瞬間に潜在意識にアクセスします。約20分かけて、それぞれの枠の中の絵を完成させていただきます。なんだか、クスクス笑い出す人がいたり、ちょっと鼻歌が聞こえたり、することもあります。

心理学用語では、「退行」というのですが、ゆるやかな子ども返りが起こっているんですね。子どもの頃の素直な気持ちになれることで、自分のことも認められるし、他人のことも認めることができる優しい気持ちを取り戻せるという感じです。

次に、「ぐるぐるコミュニケーション」を体験していただきました。このワークも二人一組で行います。

《「ぐるぐるコミュニケーション」で用意するもの》

①A4サイズの画用紙
②黒のサインペン
③クレヨン(色が多い方が望ましい)

《「ぐるぐるコミュニケーション」のやり方》

1.このワークは、二人一組でかわりばんこに絵を描いていきます。
2.じゃんけんをして、勝った方、黒のサインぺンで画用紙の枠取りをします。
3.負けた方がサインペンで何本か線を引いて、画面を6マスに区切ります。
4.勝った方、どこでか1つのマスにぐるぐるとクレヨンでひと筆で線を描きます。
5.負けた方は、勝った方が描かれた線が何に見えたかを宣言し、クレヨンを使って描き足し、見えたものに完成させます。
6.今度は、負けた方の方が、別な枠にクレヨンでぐるぐるとひと筆で線を描きます。
7.勝った方は、負けた方が描かれた線が何に見えたかを宣言し、クレヨンを使って描き足し、見えたものに完成させます。
8.これをかわりばんこに5回繰り返します。
9.負けた方は、6つ目、最後に残ったマスに出来上がった5つの絵を繋げて考えたストーリーを文章で書きます。
10.ストーリーが書けたら1回目が終了。今度は、負けた方が先行で同じワークを行います。
12.お二人で作り上げた絵からひとりにひとつずつ物語ができあがります。
13.出来上がった物語をみなさんの前で披露しあいましょう。

「ぐるぐるコミュニケーション」のやり方を文章で書くと、こんな感じになりますが、やってみるととっても簡単なんです。お絵かきが好きな子どもさんであれば、3歳に近い2歳の子どもさんでも、実施可能です。

「ぐるぐるコミュニケーション」は、京都大学名誉教授の山中康裕先生が考案された「MSSM法」を研修向けにアレンジしたものです。

※MSSM法とは…。
・Mutual Scribble Story Making (ミューチュアル・スクリブル・ストーリー・メイキング)のこと。
・当初、「交互なぐりがき投影・物語統合法」と呼ばれていたが、臨床場面において「なぐる」の語はいかがなものかということになり、最近では、「交互ぐるぐる描き・物語統合法」と呼ばれている。
・1984年、山中康裕氏が考案。

「ぐるぐるコミュニケーション」の効果として、

1.クレヨンを持った瞬間子どもの頃の気持ちが蘇ります。「子ども返り」のことを心理学用語では「退行」といい緩やかで適度な「退行」はこころをよい状態にするといわれています。

2.二人でかわりばんこに絵を描くこと言葉を用いずに表現することでコミュニケーションが取れることを実感できます。また、出来あがった絵を繋げて物語を完成させることで文章力がつき、日頃あまり感じることのできない達成感も得ることができます。

人は表現することを喜びとする動物です。まだ言葉を話すことができない頃から、ぐるぐるとお絵かきをすることで大人とコミュニケーションをとります。言葉によらないコミュニケーションが社内全体のムードをよくし、活性化に繋がります。絵を描くなどのワークショップを行うことで右脳の働きがよくなり、創造力が増し商品開発などイノベーションも起こります。

姫路ソフト開発協会のこの研修会に参加してくださった方から、後日、聞かせていただいたことがあります。

会社から言われて参加したけれど、隣の席になった社員とはそれまで、社内で会っても挨拶するほどの仲ではなかったということでした。けれども、この研修を一緒に受けてから、その人の方から挨拶をしてくれるようになったというご報告を受けました。

幼稚なことのように思えるけれど、一緒に何か一つのものを完成させるということをすると、それによって仲間意識が芽生え、それが、コミュニケーションを良好にするきっかけになったということでした。

コミュニケーションって理屈じゃないんですね。社内のコミュニケーションをよくしたいという思いから、色々な理論の勉強をされている企業、あると思います。ちょっと、視点を変えて、素直な気持ちになれる研修、やってみませんか。

今までにない、実務で役に立つ社員研修をお探しの人事部・総務部のみなさん。是非、お問合せくださいませ。

研修の成果

・上司から命を受けて、この研修に参加したが、普段接点のない部署の年下の社員と一緒に受した。研修を受けてから数日後、一緒に研修を受けた年下の社員に出会ったとき、むこうから挨拶をしてきた。単純な絵を描くという研修だったが、一緒に取り組んだことで、親近感が芽生えたのだと思う。この研修がコミュニケーションアップに効果があるというのは、そういうことなのかと実感した。

お客様の感想

久しぶりに素直に笑えた気がしました

・久しぶりに素直に笑えた気がしました。絵を描くって、こんなに楽しいことだったんですね。初対面の方なのに、二人で代わりばんこに絵を描いて一つの作品に仕上げることで達成感を味わうこともできました。いろんな人とやれば、チームワークの訓練にもなると思いました。コミュニケーションというと、話をしないといけないので苦手意識を持っていましたが、話をしなくても絵を描くことでわかり合うことができるんだって思いました。

担当講師より

研修を振り返ってみて

ONテスト・ぐるぐるコミュニケーションって、どんなものなのかしら?

と興味をお持ちいただいた人事部担当、総務担当の皆さま。
是非、お問合せください。
絵を描くなんて、幼稚なことのように思えるかも知れません。けれども、二人一組になって一つのものを完成させると、それによって仲間意識が芽生え、そのことがコミュニケーションを良好にするきっかけになるのです。
コミュニケーションって理屈じゃないんですね。子どものように素直な気持ちになることは、コミュニケーションをよくするには一番大切なことなんです。理論の勉強も必要だと思います。でも、ちょっと、視点を変えて、子どもの頃の気持ちになれる研修、やってみませんか。

担当講師:(社)日本マインドヘルス協会 代表理事 飯田真弓
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