企業研修事例
UR都市機構様

女性社員の働き方に対する潜在意識を顕在化し、ダイバーシティを推進できるように

「女性登用を考える際、その女性が働くということについて、本当にどう思っているのかを知ることができました」

抱えている課題・背景

女性の管理職候補をどう育てるか
ダイバーシティの中のひとつの取り組みとして、女性登用を進める中、育児休業取得中の職員に向けての研修の実施を検討していました。

ご提案した研修プログラム

女性の管理職候補をどう育てるか、頭を悩ませておられたUR都市機構様。
女性登用を考える際、その女性が働くということについて、本当にどう思っているのかを知ることが大切だと思います。
“エコラージュ®・ワークショップ”の効果は、潜在意識を顕在化させることです。自分自身も気づいていなかった深層心理が作品の上に表れます。
女性登用を考える際、その女性が本当に出世を望んでいるのかどうかを確認すること配置版大切な事です。
“エコラージュ®・ワークショップ”は、言葉ではなく、作品から気持ちを読み取るので、その方も気づいていない深い部分での本音の部分を垣間見ることができることから、ご提案させていただきました。


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写真、印刷物、画像などを「切り貼り」することによってつくられる近代アートの一種であるコラージュを使った芸術療法のコラージュ療法を元に、当協会の代表理事である飯田真弓が考案し商標登録した心理ケアの名称です。

>>研修プログラムについて
研修概要
企業名:
UR都市機構
業種:
独立行政法人
参加人数:
7名
実施日:
2016年1月21日(木) 13:05~16:00
実施場所:
新宿アイランドタワー19階
担当講師:
(社)日本マインドヘルス協会 代表 飯田真弓

研修内容

国の施策として、「一億総活躍社会」が掲げられ、ダイバーシティという言葉もかなり浸透してきました。

ダイバーシティとは、多様な人材を積極的に活用しようという考え方のこと。 もとは、社会的マイノリティの就業機会拡大を意図して使われることが多かったようですね。

でも、最近では、性別や人種の違いに限らず、年齢、性格、学歴、価値観などの多様性を受け入れ、広く人材を活用することで生産性を高めようとするマネジメントについていうようになりました。

ダイバーシティの中のひとつの取り組みとして、女性登用が挙げられます。

中小企業や零細企業ではあまり関係のない話かも知れませんが、大手企業では、女性の管理職割合を高めることがその企業を評価するひとつの基準にもなっているようです。

私の古巣、国税の世界でも女性の管理職がどんどん増えているのは、そういう理由があるからでしょう。私の同期の女性は高卒ですが、副署長になっている人が何人か出ています。

UR都市機構様も女性の管理職候補をどう育てるか、頭を悩ませておられたようです。

“現在、育児休業取得中の職員に向けての研修の実施を検討しているのですが、そちらでお願いできるでしょうか?”

2015年のある日、そんなお問合せをいただきました。

私(飯田)は、一般社団法人を立ち上げる前、既に育児休業中の方の“エコラージュ®・ワークショップ”は、経験済みでした。

大阪市には区ごとに「子ども子育てプラザ」という施設があるのですが、いくつかの施設で保育付きで“エコラージュ®・ワークショップ”を実施していたのです。

UR都市機構さまが、育児休業中の方に事前にアンケートをとると

  • 上司や同僚に迷惑をかけないかどうか
  • 今まで通りに仕事ができるかどうか
  • 社内の変化等に順応できるかどうか

これが3大不安でした。

“エコラージュ®・ワークショップ”は、新宿の本社ビルで行われました。当日、育児休業中のママが、子どもさんを連れて何か月かぶりにオフィスに出勤してきました。

出産してからその日まで、毎日、家の中では子どもさんと二人きり。トイレに行くのも一緒だったママたち。

子どもさんは別室の保育士さんに預けて、ちょっと不安な気持ちで研修がスタートしました。

“エコラージュ®・ワークショップ”のやり方は、簡単です。

いらなくなった雑誌やチラシを持参し、その日の気分に任せてチョキチョキ切ってペタペタ貼るだけ。

①作品を作るとき、目標がいりますか?

②テーマを決めて作るんですか?

③好きなものを貼るんですか?。

この3つは、毎回、いただくご質問です。実はこの3つ、いりません。

手の動くまま、その日の気分で作業を行うというところがポイントなんです。

頭を空っぽにするというか、そんな感じで行います。最初は戸惑うかも知れません。

でも、やり始めると好きでもないけど気になるもの、なんだか切り取っておきたいなと思うものが出てきます。

貼り付けようとすると、レイアウトに決まりはないはずなのに、“これはこっちじゃないよねっ!”と、段々と作品が出来上がっていきます。

作品が出来上がると、講師の飯田(産業カウンセラー)と対話します。

“これはどんな気持ちで貼ったんですか?”

すると、その作品を作ったご自身が語り出されます。心理学用語では“ナラティヴ”と、いうのですが、自分で自分のことを語ることで、自己肯定感が高まっていきます。最近では、“ナラティヴ”で身体の病気が治ったということも報告されているようです。

UR都市機構のこの研修では、上長が、講座の様子を観に来られました。

“みなさん、いい笑顔ですね~”

参加者みなさんは、トップが見学に来られて、びっくりされてましたが、それも一瞬だけ。自分の世界に入って作業を続けていかれました。

育児休業中という状態はみなさん同じなので、作品を作りながら、“子育てあるある”のお話に花が咲きました。私(飯田)も二人しか育てていませんが、育児休職という制度ができる前にどんな子育てをしていたか、披露したりと、楽しく時間が過ぎていきました。

育児休業中の女性職員。というくくりではみなさん、同じ状況なわけです。でも、作品には、おひとりおひとりの潜在意識が顕在化されました。

  • 子どもを預かってくれる人がいるなら明日からでも職場に復帰したいと思っている人。
  • 育児休業の期間にもう一人妊娠して、続けて子育てに専念したいと思っている人。
  • 長い間職場を離れると、戻れなくなりそうで、早期に職場復帰したいと思っているけど、子どもにとってはそれでいいのかと迷っている人。

大きくは、こ3パターンの方がいらっしいました。それぞれに、ご自身では気づいておられないけれど、こころの奥深いところでどんな風に思っているのかが、作品の上に表現されました。

“飯田さん、どうしてそんなことがわかるんですか?”

みなさん口々にそういわれたのですが、作品を作られたのは、それぞれ参加された方であり、飯田は、それを観ながら対話をさせていただいただけなんです。

“へぇ~、やっぱり、私はそんな風に思ってたんですね!”

参加された子育て中の職員のみなさんは、それぞれに自分自身が子どもを産んだ後、本当はどうしたいと思っているのか。そのことについて、再確認できたようでした。

企業の人事担当のみなさま。女性登用を考える際、その女性が働くということについて、本当にどう思っているのかを知ることが大切だと思います。

“エコラージュ®・ワークショップ”の効果は、潜在意識を顕在化させることです。自分自身も気づいていなかった深層心理が作品の上に表れます。

女性登用を考える際、その女性が本当に出世を望んでいるのかどうかを確認することは、一番大切なことです。

あなたの企業では、どうやって、女性の気持ちを聴いていますか。“エコラージュ®・ワークショップ”は、言葉ではなく、作品から気持ちを読み取るので、その方も気づいていない深い部分での本音の部分を垣間見ることができるのです。

研修の成果

・エコラージュ®・ワークショップにより、子育て中の職員のみなさんが子どもを産んだ後、本当はどうしたいと思っているのか再確認できた

・人事担当者が女性社員の働き方に対する潜在意識を知ることにより、ダイバーシティを推進することができるようになった

お客様の感想

育児休業から職場復帰に対する不安と悩みを払拭できた

一日でも早く子ども預けて職場に復帰したいと思っていたのですが、なかなか自分でどうすればいいのか決められずにいました。けれども、自分がどうしたいと思っているのかが、作品を観ながら講師の方と対話することでわかってきたので、自信を持って職場に復帰できると思えました。

担当講師より

研修を振り返ってみて

“エコラージュ®・ワークショップ”って、どんなものなのかしら?

と興味をお持ちいただいた人事部担当、総務担当の皆さま。
是非、お問合せください。

きっと、あなたの企業に優秀な女性が登用されることにお役に立てると思います。

また、女性の部署の配置のミスマッチを防ぐこともできるかと思います。優秀な女性が、自分に合った働き方で企業に貢献してくれるようになると思います。

今、日本に求められているのは、女性が、働きやすく、登用もされている職場です。女性が働きやすい職場を創造する企業。女性の“働き方改革”を模索されている企業とともに、社会をよくする活動ができれば幸いです。

担当講師:日本マインドヘルス協会 代表 飯田真弓
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